ゲストアーティスト
Muditā メンバーが海外での勉強を通して出会った、繋がった6人の若手アーティスト。彼ら彼女らの共通点は、芸術を愛し、そしてそれを他者と繋がるためのメディアとして創り出すこと。そんな6人のゲストが日本の学生に、日本の教育に疾風を巻き起こす!
LI KATARINA DAFNA
ピアニスト(オーストリア)
1999年 イスラエルのラマトガンに生まれる。その後、セルビアで音楽を勉強し始め、2016年にオーストリアのアントン・ブルックナー・プリヴァト音楽大学にピアノの特待生として招待され、Till Alexander Körber に師事。翌年から音楽教育学と特別支援が必要な生徒への音楽教育を勉強し始める。これまで数多くのコンクールや音楽祭で賞を獲得している。国際ショパンコンクール入賞、チッタ・ディ・カントゥ国際ピアノコンクール入賞、international piano competition Vila de Xabia入賞、セルビアピアノコンクール入賞などのヨーロッパでの幅広い活躍とともに Oxana Yablonskaya (ジュリアード音楽院) や Sergei Edelman (アントワープ王立芸術アカデミー)などの巨匠に師事。ソロでのコンサート活動もオーストリア、セルビア、エストニアなどで盛んに行っている。2018年からは Music Ground School でピアノの教師として勤務している。英語、セルビア語、ドイツ語、そしてヘブライ語を流暢に話す。
IVANA RADOVANOVIC
作曲家(オーストリア)
1994年 セルビアのヴァルイエボ(ベオグラードの西100km)生まれ。9歳でピアノを始め併せて音楽理論を学ぶ。2010年からはオーストリアのインスブルックに移り、17歳からはチロリアン音楽院で作曲と音楽理論の勉強を始め、2015年に卒業。2013年にJohannes Kretzによる電子音楽のライブワークショップに参加。2017年にオースリアのアントン・ブルックナー・プリヴァト大学で作曲の修士課程を開始。自身の作品には、合唱、弦楽器、ピアノ、管楽器、室内楽、オーケストラ、ライブエレクトロニクス、ステージパフォーマンスなどがあり、ドイツ、スイス、オーストリア、ハンガリー、セルビア、オーストラリアなどの都市で演奏されている。Ivanaにとっての音楽は言語のように人間の感情や我を表現する道具のようなものであり、彼女の作品には各世界地域の民族音楽の影響も多い。
ELENI ZERVOU
ビジュアルアーティスト(イギリス)
1994年アテネ生まれ。アテネ芸術大学卒業後、Erasmus +の交換留学でイスタンブールのミマーシアン芸術大学にて勉強。現在、ロンドン大学ゴールドスミス校で美術の修士号を取得中。2015年~現代アートショーケースアテネ(CASA)とパフォーマンスグループ「Allopix」のメンバーとして、ギリシャ、イタリア、トルコ、ドイツなどさまざまな会場での展示会やパフォーマンスに参画している。(Benaki Museum -Athens、B. & M. Theocharakis Foundation -Athens、Athens Conservatoire (Doc- umenta14)、Fabrica del Vapore in Milan (BC- JEM17)、Santral Istanbul, Studio-X Istanbul and Documenta Halle in Kassel(Documenta14)、など) 2014年~2019年の間は彫刻家Vasilis PapaioannouとDionisis Kavallieratosのスタジオアシスタントや、ヤパダパドゥのスタジオで画家として活躍。
COLIN FLAUMENHAFT
シアターアクター(アメリカ)
1999年、コネチカット州のニューヘブン出身。アメリカ全土のみならず、スコットランドで行われる世界最大の芸術祭、エディンバラフリンジフェスティバルに出演。そこで、ウィリアムシェイクスピアの戯曲、シンベリンの製作に携わった。
ロリンズ大学では、今まで7つの作品において技術スタッフ・演者として携わった経験を持つ。即興劇におけるプロのステージでの小道具の操作、マネジメントを指揮。毎晩変わるショー内容に即興で合わせていく能力を必要とされる役割を多数に経験する。彼は、ロリンズ大学内にとどまらず、外部でも、数多くの即興劇一座に所属する。米国コネティカット州にて、経済的・社会的に恵まれない子どもたちへの支援をシアタープログラムを通して行う。学校での課外プログラムにおいて役を演じるなど、シアター(演劇)は、幼少期から彼にとって人生の一部だった。 生涯にわたり学校や授業を通して演技に関する全ての側面を経験してきた。
演技が人々をつなぐ可能性を秘めていることは、演技において最も大切なことであると彼は語る。“たとえどんなステージであろうと、たとえどんな形であなたがステージに携わっていようと、誰かが作った演劇というものは人々に深いつながりをもたらすことができる。そのつながりは人生経験においていつもあなたの中心にあるものなんだ。”
現在はアメリカフロリダ州、ロリンズ大学にて、二年生としてシアターの学士号を取得中。
ALEX JEFFIRS
文学専門家(アメリカ)
フロリダにてロリンズ大学を春に卒業予定。専攻を音楽、副専攻を英語と幅広い分野で学士号を修得中。
2015年、英語交流連盟の中等学校教育における交換留学プログラムで、イギリスで1年間、英語・音楽を学ぶ。(アメリカでは通例9~12学年の高等学校(high school)を指すが、中学校(junior high school)を含めた7~12学年を指すこともある。)
Shakespeare, Austen, Hugo, Dostoevsky, Tolstoy, Mary Shelley, Wilde, Charlotte Brontë, and Morrison. といったような、主流の著述家の作品を読み、表現を続けている。現在彼女は作曲に力を入れているが、彼女の自己啓発と目的意識は、長年の並外れた文学との経験からくるものであると彼女は言う。
ALEXANDER ISHIZUKA-HOBBS
バイオリニスト(アメリカ)
2019年夏、Carnegie Hallでのリサイタルデビューを成功に収めた。数々のコンクールで成績を収めるだけでなく、演奏家としての活動も多数行う。2013年大阪国際音楽コンクール第二位(最高位)、2011年全日本学生音楽コンクール 第二位ほか多数受賞。ソリスト(独奏家)としてはJapan Classical Orchestra、NHK交響楽団アンサンブル、日本弦楽指導者協会オーケストラ他多数のオーケストラで演奏。
今までに彼が共演した指揮者たちの中にはEsa-Pekka Salonen, Ludovic Morlot, Matthias Pintscher, Hans Graff, Paolo Bortolameolli, Edo de Waart, Hugh Wolff, Felix Mildenberger, James Conlon, Robert Spano and Valery Gergiev などが含まれる。日本でのソロ活動は紀尾井ホール、東京オペラシティコンサートホール、そしてサントリーホールでソロコンサートを行った経歴を持つ。
1997年東京に生まれる。3歳の時に桐朋学園大学音楽部附属「子供のための音楽教室」に入学し、5歳より岩澤麻子の指導の元、ヴァイオリンを始める。11歳にしてMyung-Whun Chungが指揮をする東京フィルハーモニー交響楽団での演奏でコンサートマスターを務める。翌年、World Heritage Feativalを通し、イタリアのヴィチェンツァにあるオリンピコ劇場での演奏者に抜擢。2012年より名誉あるクラシック音楽祭、アスペン音楽祭にも幾度となく出演。これまでバイオリニスト巨匠のAndras Keller, Zakhar Bron, Leon Spierer and Augustin Dumayなどによるマスタークラスを多数受講。桐朋学園大学オーケストラやYMF Debut Chamber Orchestra でもコンサートマスターとして出演。
現在、ロサンゼルス、コルバーン音楽院に四年生として在学中。Jascha Heifetz Distinguished Violin Chair を務めるRobert Lipsettに師事。
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